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英検2020 1 day S-CBT キャンセルするか継続するか?

  • 2019年11月26日
  • 2020年5月12日
  • 英検
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2021年度大学入試で採用予定だった英検における地域格差、不公平感について萩生田光一文部科学相が10月24日のBSフジ番組で「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」と発言しましたね。その直後の11月1日に文部科学省が大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入見送りを発表しました。
あきらかにこの発言のバッシングへの対応なんでは?と思いますよね。


さてこの2021年に入試を受けるのは現役だと現在の高校2年生です。
この時点で受験する大学が確定している子なんてそんなにいないのではないでしょうか?
どの大学を選んでも対応できるようにとりあえずはこの「英検2020 1 day S-CBT」を申し込んでおこう、と予約金3000円を振り込んだ高校生は多いです。
英検側の発表では11月1日現在で29万4534人から受験予約があったということなので相当な数ですね。

導入を見送りにするならばこの3000円はどうなってしますのでしょうか?
そもそもこの3000円,なんかわからんけど子供に言われて振り込んだ、という保護者もいますよね。

この3000円は予約申し込み金でこれであなたの席を確保しますよ、このお金で試験会場やらの手配をするからね、というものです。で、本申し込みで実際の検定料から3000円を引いた差額を振り込むという流れです。

しかし導入の見送りとなってしまった今キャンセルするのが良いのか継続して受けるのが良いのか果たしてどうなんでしょうか??

これは受験する予定の大学による、としか言いようがありません。

○大学入試における英語資格・検定試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」については、この度、令和2年度からの導入を見送ることとしましたが、各大学において、システムを介さず、英語資格・検定試験を令和3年度大学入学者選抜で独自に活用することは可能です。

○そのため、文部科学省では、各大学に対して、令和3年度大学入学者選抜での英語資格・検定試験の活用について、その有無や活用方法等を令和元年12月13日を目途に方針を決定し、公表するよう依頼しているところです。各大学が公表する情報については、今後、本ポータルサイトを通じて受験生や関係の皆様に公表していく予定です。

引用:文部科学省 大学入試英語ポータルサイト

すでに立教大学が発表したように共通テストと外部英語試験(過去2年の中で一番良い成績のもの)のどちらか良い方を採用する、というような場合では一発勝負の共通テストだけでは不安な場合有利になるかもしれません。


この3000円、手数料なしで返金可能ということが発表されています。
12月3日から12月24日に手続きをすれば返金してもらえます。(継続の場合もこの期間に手続きが必要)
しかし上記の文部科学省のサイトにあるように12月13日をめどに対応を依頼しているということなので受験しそうな大学の発表を待って英検2020 1 day S-CBTをキャンセルするのか継続するのかを決めるのが良いと思われます。キャンセル・継続の日程はこちら

 

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大学入試と英語民間試験
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