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芦田愛菜さんと同じ着物を成人式で着たい

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令和元年11月9日東京の皇居前広場で「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」にて祝辞を述べられた芦田愛菜さんの姿をご覧になった方も多いのではないでしょうか?
中学三年とは思えない堂々とした佇まいであらためて愛菜さんのすばらしさを認識しましたね。
個人的には愛菜さんの前髪を上げた髪型好きです。小さい頃はよくおでこを出してましたよね。

芦田愛菜さん着用の着物は?

それにしてもあの総絞りの着物の豪華なこと!!
さぞかし値の張るものなんでしょうねー。成人式で着たい!と思われた方や娘に着せたい!と思われた方もいらっしゃるでしょう。
あの映像を見て少しレトロな柄だなぁと思ったらやっぱりそうでした。なんと100年前のアンティークなんですって。着物を提供したのは老舗呉服店・鈴乃屋さん。
絞り染めや刺繍を丹念に施した凝った着物である、というのは素人目にもわかります。
100年間、誰も袖を通したことのない門外不出の着物だそうです。値段はつけられないということですね。
と、言うことはこれと同じものを…というのは無理そうですね。

絞りの着物って正装にならないんじゃ…

絞りの着物って正装じゃないって聞いたことがあって調べてみました。

一般的に正装の着物というのは紋付であることが条件だそうです。結婚式で親族が着るような黒の留袖なんかは既婚女性の第一礼装です。総絞りの着物だと紋がつけられないのでどうなんだろうと調べてみるとやはり一般的な絞りの着物というのは格という意味では低いものでした。
しかし愛菜さんが着ていたのは振袖ですよね。未婚女性の第一礼装は振袖なのでこれはどうなの??
と思いきや絞りの着物でも柄や材質によって格が上がるそうなんですね。
大塚末子ん(昭和のファッションデザイナー1998没)の著書に「豪華な絞りの振袖であってもそこに金彩や刺繍などの加工がされていなければ、正装とは言えません」と書かれています。
と、いうことは愛菜さんの着物は間違いなく正装ということになりますよね。良かった~。
着物にプラスして帯も素晴らしかったです。
斜子織(ななこおり)と呼ばれる技法で作られたもので光の加減で美しい市松模様が浮かび上がるというもの。
後ろ姿には菱型正倉院文様(ひしがたしょうそういんもんよう)という模様が見られましたね。日本最古の模様でとても格の高い模様とされています。

 

芦田愛菜さんが着たような着物は手に入るか?

愛菜さんと同じ着物は上記の理由で無理ですが現代の総絞りの着物なら手に入ります。
ただ総絞りともなるととても高価なものになります。

福原愛さんが結婚会見の時に着ていた藤娘きぬたやの総絞りの着物は購入すると100万以上しますがレンタルだと似たようなものが16万5千円で出ているのを見かけました。
しかし高級な総絞りはレンタルに出ることも少ないようですので電話で確認してからお店で実際に確かめてレンタルすると良いでしょう。

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