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2021年大学入試の英語民間試験について各国立大学の対応は?

  • 2019年12月11日
  • 2020年5月12日
  • 大学
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11月1日に文部科学省から英語民間試験導入見送りについての発表がなされました。
しかし実際の活用に関しては各大学の判断にゆだねるということで大学側の発表が待たれていましたが11月29日に国立大学が英語民間試験活用についての有無を発表したので表にまとめてみました。

大学入試における英語資格・検定試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」については、この度、令和2年度からの導入を見送ることとしましたが、各大学において、システムを介さず、英語資格・検定試験を令和3年度大学入学者選抜で独自に活用することは可能です。

 

この採用・不採用は大学入学共通テストの一般選抜においての結果です。

大学名採用/不採用備考
東京大学不採用
京都大学不採用※※特色入試等にて提出必須有
大阪大学不採用
筑波大学不採用※※入試形態により採用
神戸大学不採用※※「志」入試の一部にて採用
東北大学不採用当初から不採用の方針
北海道大学不採用
東京外国語大学不採用※※推薦等で提出必須有
お茶の水女子大学不採用※※推薦等で提出必須有
広島大学出願要件とはせず※大学が指定する民間試験を受験しCEFR相当レベルがB2以上で大学入学共通テストの外国語(英語)の得点を満点とみなす
鳥取大学不採用※※推薦等で採用
九州大学不採用※※推薦等で採用
熊本大学不採用※※帰国子女、私費外国人留学生入試にて利用

表を見るとわかるようにほぼ不採用となっていますが元々推薦や特色入試で英語民間試験を活用していた場合はそのまま変更なく出願条件や加点対象となっているので一般入試以外の方法で入試を受ける予定がある受験生は注意が必要です。

 

今の文部科学省を考えると英語に限らずまたいつ変更が起きてもおかしくない状態だと思います。
気になっている大学のホームページはいつもチェックしておいた方がいいですね。

一般社団法人 国立大学協会

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