どんなに予防していても罹患してしまう可能性のあるインフルエンザ。もしセンター試験にかぶってしまったら…。インフルエンザだけでなく事故や突発的な出来事により受験ができなくなってしまった場合どうすればいいのでしょうか。
高熱でフラフラの状態で試験を受けても実力は出ないでしょうし、周りの受験生にうつす可能性もあるので強行するのはおすすめしません。
当日の事故や病気でセンター試験を受けられない学生の為に追試験が実施されます。
追試は1日目のみ追試や2日目のみ追試という受け方もできます。もちろん2日共追試を受けることも可能です。
しかし追試験が実施される場所は東日本に1校、西日本に1校だけなので地方在住の場合は宿泊が伴うことになります。
その追試験についても細かいルールがあるのでもれがないようにしっかりと把握する必要があります。
センター試験の追試日程と追試験会場
令和2年1月25日(土)26日(日)
東日本(静岡含む)は東京芸大、西日本(静岡以外の東海含む)は大阪大学で実施されます。
※追試験の追試験はないのでこの日に受験できないと諦めるしかありません。
センター試験追試の申請方法2020年
当日受験できない理由により申請方法が異なります。
病気による欠席の場合
申請受付時間 | 1月17日(センター前日)9時から17時 1月18日(センター1日目)7時30分から18時10分:1.2日目分の追試の申請 1月19日(センター2日目)7時30分から17時40分:2日目分のみの追試の申請 |
申請方法 | 本人又は代理人が,受験票に記載されている「問合せ大学」に電話連絡した上で,上記申請受付時間内に「受験票」と「医師の診断書」(治療期間が明記されたもの)を「問合せ大学」に持参する。 許可された場合は,追試験受験許可書が交付。 申請受付時間内に本人又は代理人が「問合せ大学」に行けない場合は,上記申請受付時間内に疾病・負傷の状況を,「問合せ大学」に電話連絡し指示を受ける。 |
事故や、やむを得ない場合
申請受付時間 | 当日事故にあったり、交通機関の遅延、運休があった場合→試験終了時刻まで やむを得ない理由があった場合→病気による欠席と同じ |
申請方法 | 本人又は代理人が,受験票に記載されている「問合せ大学」に電話連絡した上で,申請受付時間内に「受験票」と「事故又は事由が確認できる証明書等」を「問合せ大学」に持参し,申請する。 許可された場合は,追試験受験許可書が交付。 申請受付時間内に本人又は代理人が「問合せ大学」に行けない場合は,申請受付時間内に事故等の状況等を,「問合せ大学」に電話連絡し指示を受ける。 |
※やむを得ない理由:両親又は親族等の危篤,死亡・自宅の火災など
センター試験追試その他のルール
1日目や2日目に一科目でも受けてしまうとその日の他教科の追試は認められません。体調が悪いにもかかわらず受験して途中で具合が悪いので後は追試で、という訳にはいかないのです。
体調に不安がある場合は無理せず追試を利用した方が良いですね。
また1日目に2日目分も追試申請をしたにも関わらず体調回復などで2日目を受験しても無効になります。
追試験における「外国語」及び「数学②」の別冊子試験問題は科目ごとに分かれた冊子になっています。出願時に別冊子試験問題の配付を希望した者が,追試験を受験する場合は,追試験の受験申請時に申請した科目の冊子のみを配付します。
代理人が追試験の受験申請を行う場合には,あらかじめ志願者本人に追試験における「外国語」及び「数学②」の受験科目を確認した上で申請します。
まとめ
センター試験には追試が実施されます。インフルエンザなどの時は無理せずに追試を受けましょう。また事故やトラブルに遭遇してしまった時も慌てず大学に連絡して指示を仰ぎましょう。