緊急事態宣言が出て外出を控える人も多くなってきたにもかかわらず感染者数が増えています。
これは家族が自宅で過ごす時間が多くなったため家族間での感染、【家庭内感染】も増えたためだと言われています。
一般的な家族で考えてみると食事も向かい合ってするし、トイレやお風呂も一緒。
触れる場所も同じで近くで過ごすことも多いです。
幼い子供がいればスキンシップも当然…。三密が揃っていますね。
そこで家族の感染疑い、または感染者が出た場合、まず隔離してそれからどうするのが良いのか?
家庭内感染防止のために、なるべく他の家族に移さないようにする為に出来ることを調べてみました。
家族に感染者がいなくても普段から心がけること
新型肺炎は症状が出ない人もいるということが報告されています。
何の症状もないけど実は感染していて家族に移してしまいその家族は重症化してしまった、ということもあり得るのです。
普段から手洗いうがいはもちろんのこと外からウイルスを持ち込まない為に出来ることはあります。
外から帰ってきたら手洗い、うがいをして出来ればそのままお風呂に入ると良いと思います。
髪の毛にウイルスが付着しているといくら手洗いして着替えても髪を触ったその手であちこち触ってしまうとウイルスを広げてしまいそうです。
整髪料などをつけているとウイルスも付着しやすくなりますよね。
ドアノブやスイッチの消毒、タオルを分ける、トイレは蓋をして流す、など少し気を付ける、意識を変えるだけで守れる命があるかもしれません。
家族に感染疑いや感染者が出たらやるべきことは
実際に感染してしまった方のお話がネットやテレビで出ていますが「自分は人一倍気を付けていた。」とおっしゃる人が少なくありません。
どんなに気を付けていても感染することはあり得るのです。
もし家族が感染してしまい、自宅待機となってしまった場合どうすれば良いのでしょうか?
まず第一に大切なのは
〇隔離できる部屋、他の家族が入らない部屋を作る
もしこれが出来ないのであればカーテンや大きな布などで部屋を仕切るなどなるべく接触しないで済むようにします。
〇持病のない健康な家族一人が看病する
〇他の家族も家にいる時もマスクを着用する
〇食事は使い捨ての紙皿、割りばしなどで用意し隔離部屋の前に置いて直接の受け渡しは避ける
〇使い捨ての紙皿や隔離部屋から出たゴミは隔離部屋専用のごみ袋に捨ててもらう
〇感染者は部屋から出る際、スリッパや靴下を履き、できれば使い捨て手袋をする
〇トイレは男性も座ってし流す時は蓋をする
〇お風呂は感染者が最後に入り、掃除までする。その後家族が消毒する
〇感染していない家族間でも向かい合っての食事はなるべく避ける
食事の前の手洗いはもちろん、顔を触らないというのは一番大切なことですね。
まとめ
感染しないように注意するのはもちろんですが万が一、家族が感染してしまった場合、他の家族に感染が広がらないように最低限できることを挙げました。
小さなお子さんがいる家庭はなかなかこのようにはいかないかもしれませんがしっかりと言い聞かせて家族みんなで協力できたらいいですね。