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望月新一教授のABC予想論文掲載まで何故8年も?出身高校や凄すぎる経歴

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未解明だった数学の超難問「ABC予想」を証明したとする望月新一・京都大数理解析研究所教授(51)の論文が国際的な数学専門誌に掲載されるということで話題になっています。

発表から掲載まで8年もかかったのは何故なのか?

望月新一教授の経歴や何故今話題になっているのか調べてみました。ブログも見つかりました。

望月新一教授が証明した「ABC予想」って

なぜこの「ABC予想」を解明したことが話題になったかというと、この問題は30年余り多くの数学者が解き明かすことが出来なかった超難問だったからなのです。

その超難問を2012年8月インターネット上で論文を発表しました。

専門家は数学の歴史に残る成果だと言っています。もしかすると数学のノーベル賞、フィールズ賞ものかもしれません。

内容については興味のある方は調べてみてもいいかと思いますがわかる方はいらっしゃらないと思います。

望月新一教授の論文はなぜ8年も掲載されなかったのか?

2012年にインターネット上で発表された時、数学界で衝撃が走りました。

30年近くだれも解けなかった「ABC予想」を京都大学教授の望月新一が解明したというのです。

ただ、その証拠である論文は「異世界からきた」と思われるほど難解で、誰にも理解できなかったのです…。

それゆえ3年間、この偉業は放置されることになったのです。

3年の時を経て、数学界最大の謎に立ち向かうべく15年12月、オックスフォード大学クレイ数学研究所に世界中から高名な数学者たちが集まりました。

そこから3年後2018年、論文の解明が終わり学術誌に掲載されるかと思いきやそこに異論を唱える数学者が現れたのです。

それがドイツの30歳の若き教授、ピーター・ショルツ氏でした。

「この証明には欠陥がある」と待ったをかけたためにまた数学界をざわつかせることになったのです。

彼はドイツ最年少の24歳で教授に就任しただけでなく、数学界のノーベル賞ともいえるフィールズ賞を受賞したすごい数学者だったのです。

ショルツ氏は京都まで赴き望月教授と議論を交わしたそうですが二人が納得する結論には至らなかったようです。

あれから2年、今回論文掲載が決定したとういうことは何かしらこの問題が解決し望月教授の論文が正しいということが解明されたのでしょう。

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望月新一氏のプロフィールやブログも

1969年東京生まれ
1974年アメリカへ

世界的に極めて優秀な私立高校として知られる中等教育学校であるフィリップス・エクセター・アカデミーに入学。
フェイスブック創業者のあのザッカーバーグやイルミナティーのトップ、ジョン・ロックフェラー4世が卒業生にいます。

1988年 – プリンストン大学を卒業(16歳入学、19歳卒業)
1992年 – プリンストン大学でPh.Dを取得(22歳):指導教授はフィールズ賞を受賞したゲルト・ファルティングス
1992年 – 京都大学数理解析研究所助手に就任
1996年 – 京都大学数理解析研究所助教授に就任(26歳)
1997年 – 日本数学会秋季賞受賞:代数曲線におけるグロタンディーク予想の解決(中村博昭、玉川安騎男との共同受賞)
1998年 – 国際数学者会議招待講演
2002年 – 京都大学数理解析研究所教授に就任(32歳)
2005年 – 日本学術振興会日本学術振興会賞受賞:p進的手法によるグロタンディークの遠アーベル幾何予想の解決など双曲的代数曲線の数論幾何に関する研究
2005年 – 日本学士院日本学士院学術奨励賞受賞:数論幾何の研究

望月新一教授のブログ

 

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